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癒縄 命羅のロープヒーリング

緊縛~癒しの力と美しさを求める人へ

 存在証明8

存在証明8

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 天野っちとは、それからも、二日に一回は晩御飯のやりとりや、お互いの部屋でのプチ飲み会を継続して楽しくやっている。私の生活に大きく変化があったのは、京様と会うようになった事だ。
 京様には沙羅さんという奴隷さんがいて、とても私など近づけないようなオーラを纏った女性だった。沙羅さんは京様の絵本関係の事務所で働いていて、作画や校正をはじめ、他の作家さん達のプロデュースなんかもしているらしかった。身長は私より少し高いか同じくらいか、一五八センチというところだろうか。私が会った時は素足にサンダル。にょっきりと細くも太くもない、私すら欲情するような脚をホットパンツから出していた。ホットパンツは眩しいくらいのオレンジ色。グリーンのノースリーブのワイシャツを軽く羽織って、その中はライムグリーンのティーシャツ。大きな木製の円盤が何個も重なって付いた首飾り、えーと、アメリカ先住民族的なものを着けていた。細い腕にはピゲの腕時計、細い首は皺一つなく綺麗で、その上にある顔の可愛らしさときたら、気絶物だった。
 特に、目だ。付け睫毛ではないと明らかにわかるのに、長すぎる睫毛。僅かにブラウンのかかった黒いマナコ。透き通るような白さの白目。鼻は、日本人が心に描く最も美しい鼻を想像してくれたらそれが正解。卵型の輪郭にセミロングのさらっとした髪はライトブラウン。唇は上下共に薄くも厚くもなく、ただし、異常に艶やかであり、それが、グロスやリップクリームのおかげではない事もあきらかだった。形が最高に整ったアワビを裏側からみた時見たいに性的なのだ。余りにも可愛くて、私は初めて見て、抱きつきたくなったくらいだ。逆に、抱きつかれたけど。京様の使っている、カルバンクラインのエタニティー。その女性版の香りがした。二人は同じ銘柄のコロンを使っている。嫉妬もした。この時は。



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 私は京様に惹かれてはいたが、SMの世界に足を踏み入れるのは時間がかかった。とても当たり前だと思うが、痛い事や熱い事、汚い事が嫌いだったからだ。当初、私の持っているSMのイメージはかなり実際とは異なっていた。世間がアダルトDVDを見て描く想像と変わりなかった。縛られて、蝋燭を垂らされて、鞭で打たれて浣腸されて排泄見られて、そしてそのままつっこまれて顔面に液体をかけられて。とにかく、優しく抱き合ったり、互いを労わったりする事からは遠く離れていると思っていた。だから、京様と沙羅さんの吊りを見るまでは、全然SMなどしたくもなかった。つまり、京様には興味があったが、肉体的に仲良くなれるとは到底思えなかったのだ。
 だが、違っていた。私の認識はその日、覆った。今から一年くらい前の夏の暑い日だった。京様と沙羅さん両方から新宿の「楽園」というSMバーに誘われて、仕事終わりに私はそのまま向かった。初めてSMバーに入るのは勇気がいる。沙羅さんが、お店の近くの中華料理屋で一緒に天津飯を食べてくれて、ちょっとだけビールを飲んだ。私は、仕事帰りにしては、ちょっと派手なオレンジベースに大きな白い花がいくつも咲いているワンピースを着ていて、胸元にはゴールドのバラが大きめについたネックレスをしていた。サンダルは白で爪先がはっきり出るものを選んでいた。沙羅さんは、ぴったりと体のラインが出る白いブラウスと最高にタイトな黒のミニスカート、それから、ベージュのパンスト。暑くないのかなと思ったけど、本人の自由だ。靴もちょっと蒸れそうな普通の黒いパンプス。
でも、とにかく、二人で一緒に行くことで、私は割と落ち着いて「楽園」に入る事が出来た。マネージャーの鋼さんも素敵な紳士だと思ったが、席に一緒についてくれた浅木朱利さんという女王様が、とても美しくて、華奢で、そして爽やかにセクシーだった。しかも、会話の一つ一つがウイットに富んでいて、私は、あっという間に「楽園」が好きになった。沙羅さんと朱利さんが話すSMの話しは、私にとっては驚きばかりだった。
 たとえば、縄をなめす話しや、鞭の手入れの仕方。女の子を抱きしめる時に両手を何処に回すと抱擁感が増すか。絶対的に心を溶かすキスの仕方。胸の二つの突起に触る時の、細心の注意の払い方や華の芯に対する時の指の使い方など、おおよそ普通の性交の話しでは聞かないような心使いや、注意点、工夫などが聞けた。二人ともまるで、女性とからんだ事があるかのようだった。

最後に沙羅さんが言った。

「ねえ。時ちゃん、分かった? SMをする以上、普通の愛撫だって、キスだって、ノーマルの人の何倍も研究したり、気持ちを込めたりしないとやっていけないの。ある意味ね、エスエマーは心理洞察と愛撫のスペシャリストでもあるのよ。多くの場合。」


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 私は聞かざるを得なかった。

「沙羅さんは、京さんに逝かされたり、沢山抱きしめてもらったりするんですか?」

 私は同席している二人の女性から大爆笑を取る事に成功したようだった。笑いながら二人は大きく頷いていた。

「痛い事がSMだと思ってたの?」

 朱利さんに聞かれたので答えた。

「違うんですね。痛いとか熱いとかだけだと思ってました。」

 今度は三人で優しく笑えた。京様が丁度来店されたので私達は四人で話しだした。京様は薄いブラウン系のスーツに、濃いブラウンのワイシャツ。ダークイエローのネクタイの柄は細かいペイズリーで、ソックスはブラウンとダークブラウンの大きなボーダー。ソックスがちょっと可愛い。自然な感じでニコニコしながら、私の向かい側に座った。壁側のソファーに京様、その向かいに私、私の左隣が朱利さん。そしてその向かいが沙羅さん。沙羅さんは京様が横に座ると何か耳元で囁いて、それから少し赤くなって、俯いた。京様が沙羅さんの頭を右手で優しく二回ほどクシャクシャってした。その時の沙羅さんはいつもと違って、物凄く「女の子」だった。私の胸が甘酸っぱくなる程に。


続く
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2014/03/27 (Thu) 22:23 | EDIT | REPLY |   

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